「プロジェクト・メンバー向けプロジェクトマネジメント概論」(1日間)
―1日でわかるプロジェクトマネジメントの勘所―
コース概要
- 「プロジェクト型業務」における各段階(企画、計画、実施、評価)でのポイントを
押さえます。各段階のポイントを理解することにより、今後の「プロジェクト型業務」
の遂行に役立てます。 - 本コースは、プロジェクトのメンバーとして参加しようとする方を中心にした研修ですが、一般業務を効率的に進めたい方にもお勧め出来るコースです。
- 研修で使用するテキストは、プロジェクトの各プロセス(工程)、すなわち「立上げ」⇒「計画」⇒「実行」⇒「監視・コントロール」 ⇒「終結」と進めていく中で、プロジェクトマネジメントの国際標準であるPMBOK® ガイドの要点を引用して、グローバル・プロジェクトの業務遂行にも対応できる様に構成されています。受講者は、PMBOK® ガイドを殆ど意識しないでもプロジェクトマネジメントのポイントを理解できます。
- プロジェクトの目的・目標などをしっかりと把握した上で、そのプロジェクトでやるべきことを明らかにする考え方をご紹介します。さらにプロジェクトの遂行に伴うコントロールの方法やプロジェクトをどのように終了するかについてもご紹介します。
- 受講証明書配布:本講座を修了することでPMP資格取得維持または受験に必要な事前学習時間として(8.00PDU)を取得できます。
研修の具体的問合せ(日程、費用)に関しては、「お問い合せ」にお願いします。
到達目標
- プロジェクト型で業務を行う際の記基本事項を整理できる。
- 研修成果を実業務に適用してプロジェクト・メンバーとして参加する心構えを理解する。
対象者
- プロジェクト型業務へ参加されるかた
- プロジェクトマネジメントを今後担当される方
- プロジェクトマネジメント管理業務等を行うスタッフ部門
前提条件
- 前提知識などは特に問いません
日数・形式
- 8時間×1日=8時間の座学中心ですが一部簡単なグループ演習を行います。
開催場所
貴社ご指定場所
教材、教具等
- 貴社ご準備:付箋紙、サインペン、ホワイト・ボード(講師分+ケーススタディグループ分)、プロジェクタ、スクリーン、受講者机上名札
- 弊社準備 :テキスト(受講者分+予備)、講師用PC、講師プレゼンテーション用データ(Power Point)
カリキュラム
- 基本:8時間(貴社指定時間に変更可)
- 休憩:昼休み(1時間)と午前・午後各1回、10~15分程度を予定
時間 | 学習項目 | ポイント | |
---|---|---|---|
1日間 | AM PM |
1. [演習-1]プロジェクトに参加する上での不安事項は? 2.[講義] 第1章 プロジェクトマネジメントとは 3.[講義] 第2章 プロジェクトを立上げる 4.[講義]第3章 プロジェクトを計画する 5.[講義]第4章 プロジェクトを実行する 6.[講義]第5章 プロジェクトをコントロー ルする 7.[講義]第6章 プロジェクトを終結する 8.[補足講義]第7章 PM(プロジェクト・マネジャー)に求められるスキル 9.[演習-2]プロジェクトに参加する上での不安事項は解消されたか? 10.まとめ・質疑応答・アンケート記入 11.受講証明書付与 |
1)本研修を受講する前に現在「業務(プロジェクト)へ参加する場合の不安事項」を周りと話し合う 2)第1章では、プロジェクトを立上げ、マネジメントするための基本について講義する ・プロジェクトの成功に不可欠なプロジェクトマネジメントの全体像について解説する ・プロジェクトマネジメントに関する世界・国内の動向について紹介する ・プロジェクトマネジメント標準PMBOK®の意義・真髄を解説する 3)第2章では、立上げと計画プロセスの初期段階で必要な考え方や主要ドキュメントについて説明する ・プロジェクトの関係者(ステークホルダー)との関わり合いでの重要な「ステークホルダー・エンゲージメント」のポイントを習得する。 4)プロジェクトを計画する上でのポイントを講義、計画立案時のベースとなるWBSと役割分担表の重要性とプロジェクト作業を構成要素にブレークダウンしたWBSは、スケジュール作成、見積り、容易な監視とコントロールが可能になることを理解する 5)第4章では、プロジェクト・リスクの考え方とその特定(洗い出し)方法について理解する ・リスクの理解は、プロジェクト成功への不可欠要因であり、受講者が実務で活用できる一覧表について習得する ・スケジュール表を作成するための各タスクの依存関係、クリティカルパス(臨界経路)の特定と工程遅延時の対応方法を習得する ・プロジェクト目標を達成するために計画を実行に移し、プロジェクト作業を遂行する上でのポイントを講義する ・外部からの購入や作業工数の見積りを行う上でのポイントを習得する 6)計画通りに行うためにプロジェクトの進捗を追跡・監視・コントロールして計画とのずれを改善し変更管理を行う上での主要ポイントを講義する 7)プロジェクトの終結で最終成果物を納入し稼働、検収を行う上でのポイントを解説 ・プロジェクトから得た教訓(成功・失敗)を次のプロジェクトに生かすことの重要性について解説する 8)今後PMを目指す場合に必要な人間関係のスキル(コミュニケーション、リーダーシップ、ネゴシエーション)を中心にポイント解説 9)本研修修了時に研修を受講したことで「業務(プロジェクト)へ参加する場合の不安事項」がどのように解消されたかを周りと話し合う 10)研修受講後の感想を受講者から入手 ※PDU受講証(カテゴリーB、8.00時間)付与 |