「プロジェクト経験者のためのプロジェクトマネジメント」-上級編ー(2日間)
コース概要
- このコースでは、ケーススタディ演習・討議を通してプロジェクトマネジメントの重要性を認識し、実務に使える実践的なマネジメント手法を取得します。
- 先人の開発時における成功・失敗、苦労から教訓を学ぶために「伝説のPMが教える私のいち押しプロジェクト」に掲載されているプロジェクト事例を引用して紹介します。本参考書は、既に8社(SI会社、組込みシステム、社会インフラ、プラント建設)の研修で採用実績があります。
到達目標
書籍名「伝説のPMが教える 私のいち押しプロジェクト(\1,680、評言社)伊熊他編著
- 他のプロジェクト事例を自社実務への参考とすることができる。
- 各プロジェクト事例から得た教訓を社内へ適用できる。
- 経験者の失敗の要因とその対応方法を理解して自分の業務に適用できる。
- 研修成果を実業務に適用してプロジェクトを成功に導く
対象者
- システム開発取り纏め者、プログラムソフト設計エンジニア、
- 品証、生技従事者、他プロジェクトマネジメント業務等を行うスタッフ部門
前提条件
- プロジェクトへの参加経験者、またはプロジェクトの管理・監督経験者。
- プロジェクトマネジメントに興味のある方。
- 「プロジェクトマネジメント基礎」コースを修了しているか、または同等の知識を持っていること。
日数・形式
- 8時間×2日=16時間、グループ演習(4~5名/グループ)
開催日時・場所
貴社ご指定場所
教材、教具等
- 貴社ご準備:付箋紙、サインペン、ホワイトボード(講師分+ケーススタディグループ分)、プロジェクタ、スクリーン、受講者用PC(演習用)(4~5名/1グループ)、演習時のUSBメモリ1ケ/グループ)受講者名札
- 当社準備 :テキスト(ワークシート付)、講師用PC、講師プレゼンテーション用データ(Power Point)、受講証明書(16PDU)
カリキュラム
- 開始終了時間は、貴社指定時間に合わせます。休憩は午前、午後各1回、10~15分程度を予定。
学習項目 ポイント
1日目
AM 1.プロジェクトマネジメントの最新動向※PMBOKのポイントを紹介
―プロジェクトマネジメント制度とプロジェクト・マネジャー育成について―①プロジェクトマネジメントの最新動向の紹介をします。
②IT系の会社でのプロジェクトマネジメント制度とプロジェクト・マネジャー育成について紹介します。2.「伝説のPMが教える私のいち押しプロジェクト(評言社)」概要紹介
①本書企画の経緯
②異なる業種・業態での各プロジェクトに共通する課題は何か?
③大きな問題発生やプロジェクト自体が破綻しそうなときの対処方法は何か?
④暗黙知や経験知の継承や本書の活用について3.プロジェクト事例によるグループ演習
21のプロジェクト事例から代表的な事例から演習実施
【ケーススタディ演習-1】
●「業界初のCDプレーヤーを開発せよ(製品開発)」(※事例は案です。変更も可能です)【成果】下記項目をグループで資料に纏めます
(1)プロジェクトの概要
(2)直面したリスクもしくは問題と対応策
(3)問題解決に際して検討したこと
(4)解決方法とその実施は何ですか、一番苦労したことは 何だと思いますか?昼休み PM 4.【演習-1】グループ討議の成果発表
5.【ケーススタディ演習-2】
●「混乱したプロジェクトの火消し(IT系システム)」(5)筆者が若手のPMに伝えたいことは何だと思いますか? どの点が自分にとって一番参考になりますか?自分の現在の業務と比較をします。 6.【演習-2】グループ討議の成果発表
各グループの代表者発表を行ないます。
各グループ間の意見交流を行います。
【成果発表】
※10分/1グループを目安としています。
グループ間の討議と講師コメント学習項目 ポイント
2日目
AM 7.【ケーススタディ演習-3】.
●「破綻プロジェクトにどう対処するか(IT系システム)」
8.【演習-3】グループ討議の成果発表・異業種会社の講座にて使用した実績を基に参考になる事例を選定して本研修の事例に使用します。
・2日間で4から5つのプロジェクト事例をケーススタディとして学習します。
※プロジェクト事例は、変更が可能です。受講者の業種に合わせて変更できます。昼休み PM 9.【ケーススタディ演習-4】.
●「自分自身に「成功」コミットさせよ(IT系システム)」
10.【演習-4】グループ討議の成果発表11.まとめ・質疑応答・アンケート記入 ※PDU受講証付与 - ※上記カリキュラムは予定であり、進捗により多少前後する場合があります。
- ※演習はグループで行います(4~5名/1グループ)。演習後、代表者発表と講師講評を行ないます。