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若手エンジニア向けの「品質・信頼性入門」(1~2日間)

コース概要

  • このコースでは、新入社員や若手エンジニアとして業務遂行の中で基本的に必要な品質と信頼性を理解し各自の固有な課題討議を行います。
  • 講義・ケーススタディ演習・討議を通して品質・信頼性の重要性を認識し、品質信頼性を確保する基本的な手法を修得します。

到達目標

  • .品質・信頼性の重要性を修得します。
  • .コンピュータ・システム構築または製品開発を行う際の品質の大切さを説明できます。
  • .システム構築または製品開発を行う場合の具体的品質保持のため、ガイドラインを理解できます。
  • 講師の実務での体験談を元にした演習により、「トラブル発生時の対応」の重要性を認識できます。

対象者

  • 新入社員もしくは入社5年以内のSE部門またはソフト開発、製品開発エンジニア、組込ソフト設計、ハード開発、品質保証、他業務等を行うスタッフ部門。

前提条件

  • とくになし

日数・形式

  • 1.0日間(座学座学+グループ演習(4~5名/グループ)、
  • さらに演習を追加して2日間にカスタマイズ可能

実施日時・開催場所

  • 実施日時 貴社指定 両日とも9:30~17:30(貴社の就業時間に合わせます)
  • 開催場所 貴社ご指定場所

教材、教具等

  • 貴社ご準備:ホワイトボード(講師分+ケーススタディグループ分)
  • プロジェクタ、スクリーン、受講者用PC(演習用)(4~5名/1グループ)、 演習時のネットワーク構築部材(LANケーブル、HUB等、なければUSBメモリ1ケ/グループ)受講者机上名札
  • 当社準備 :テキスト、ワークシート、講師用PC、講師プレゼンテーション用データ

受講者

最小12名~最大30名

カリキュラム

 

カリキュラム

備考

 

1.はじめに
1-1 品質とはなにか
1-2 品質は経営そのもの
1-3 どのように取り組むのか
1-4 国際標準からみた品質管理について
   品質マネジメントとISOの取組み

1-5 演習-1
(演習-1)
品質に関する社会事件を各グループで取り上げる
・4~5人で1グループ構成
・考察目安時間:120分
・発表:10分/グループ+討議10分間で実施
 
2.企業の品質に関する精神的な歴史(事例紹介)
2-1 品質の精神を考えてよう
2-2 臭いものには蓋をしない
2-3 ハインリッヒの法則とほとんどの
    お客様は、苦情を言わない
 
 
 
3.システムの信頼性
3-1 品質の作りこみと不良の摘出
3-2 不良修正のコスト
3-3 システム開発の成果物と検査
3-4 開発工程とテスト工程
3-5 テストの管理
3-6 参考:「品質」と「信頼性」の違い
上流工程における品質確保の重要性を講義
 
4.企業の品質確保施策(事例紹介)
4-1 品質確保管理基準
4-2 品質確保管理基準の位置付け
4-3 品質確保ランクの定義
4-4 品質確保管理ランク別管理項目
4-5 セキュリティランクについての紹介
 
 
5.障害対応と再発防止
5-1 障害対応時の基本動作
5-2 再発防止に向けて施策
万一障害が発生した時の初期行動について重要な項目を講義

 

障害対応の事例(講師の業務経験談によるグループ演習)
①「情報システム」:稼働後に発生したトラブル対策
②「映像情報システム」:稼働の1週間前に発生したトラブル対策
(演習―2)
講師の経験した失敗事例によるケーススタディ
・4~5人で1グループ構成
・考察目安時間:120分
・発表:10分/グループ+討議10分間で実施
  教育受講証配布(7時間/1日)  

※上記カリキュラムは予定であり、進捗により多少前後する場合があります。
※昼食時間は12:00~13:00。休憩は午前に1回、午後に1回、各10~15分程度を予定。
※演習はグループで行います。演習毎に発表と講師講評を行います。